JWOODについて

JWOOD LVLの特徴
 
家の構造材は大きく分けて3種類あります。「無垢材」「集成材」「単板積層材LVL」です。木の持つ性質を生かし、乾燥収縮や反り、ねじれ、やせといった木の欠点を克服し、製品の品質を限りなく安定させた構造材が単板積層材LVL(JWOOD LVL)です。
一般的な集成材は製造工程において断面内部に比較的弱い挽板(ラミナ)外側に性能の高いラミナを配置し圧締接着するが、JWOOD LVLはすべて同じランクの単板を積層接着することで断面のどの部分をとっても均一な強度を発揮しバラつきが少ない材料です。
そのことにより長期的な寸法安定基準強度を上回るめり込み強度高い釘の保持力JAS認定に裏付けされた安心の強さ、耐震性は勿論、ハイレベルでの高気密高断熱を可能にします。
また高圧で材の中心部まで注入する乾式注入方式(防蟻処理)を施すことにより、半永久的に薬剤の効果が持続、75〜90年以上の耐久性が認められています。
 
 

 
 

 
 
実大振動試験
 
震度7以上の揺れに10回連続で耐え抜いた様子を動画とともに解説しています。
 
 


 
 
「腐らない」「シロアリ」にも負けない家
 
【シロアリに強い防蟻処理】
建築基準法では「構造上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から1m以内の部分には有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じてしろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない(法第49条第2項)」と定められています。この薬剤処理には、高圧で注入する乾式注入、液に漬ける湿式注入そして現場で塗る現場塗布などの方法がありますが、従来の木造住宅では、建築時に薬剤を現場で塗布することで対応してきました。しかし、薬剤の水分が蒸発する際に薬剤の成分も少しづつ失われ、10年程度で効果がなくなってしまいます。JWOODEXは高圧で材の中心部まで注入する乾式注入方式ですから、半永久的に薬剤の効果が持続します。

【75〜90年の耐用年数を誇る品質】
JWOOD EXに注入されている薬剤はJASの性能区分でAQ2種(K3相当)に該当し、住宅の土台や屋内湿潤下で20年の耐久性基準を満たした(財)日本住宅・木材技術センターの認証を受けた優良木質建材(AQ認証品)です。さらに、1階の外周部分にJWOOD EX材を使用した住宅は、住宅性能表示制度の「劣化対策等級3」の基準を満たしていると認められ(社)日本建築センターの住宅型式性能認定を取得。耐久性の高い材料の組み合わせときちんとしたメンテナンスで、住宅として75〜90年の耐久性が認められた材料といえます。
 
 

 
 

 
 
 
 
JWOOD LVLと専用金物を用いた、地震に強い家、JWOOD工法
 
JWOOD LVL工法の接合部は金物と木材”ドリフトピン”や”パイプピン”と呼ばれる鋼製のピンで接合します。JWOOD LVLはこれらの接合具のめり込みに対して高い性能を発揮します。層複の多さがバラツキを最小限に抑え、硬く、強く、安定した性能を持つ接合部を実現します。また硬く強い接合部は大地震だけでなく、その後も頻繫する強い余震でも緩みません。JWOOD LVLと金物の組み合わせは最強のタッグです。


 
 

 
 

 
均一性のある材料
 
1階から2階の軒桁まで伸びた「通し柱」に必要な高強度を確保したJWOOD LVL。
 
 
 
 

 
 

 
長期間の寸法安定
 
バラツキの少ないJWOOD LVLは、床鳴り、梁のたわみによる壁紙のシワを抑え長期的に大切な住まいを守ります。通常の在来工法では大開口部には柱(支柱)が必要ですが、JWOOD LVLは柱のないすっきりした空間が可能です。
 
 
 
 

 
 

 
強い箱
 
24ミリの厚みのある床合板を用いて床根太を省略した根太レス工法の床は、工事の省力化と安全性を確保すると同時に、JWOOD LVLが持つ高い釘の保持力で建物に固いフタをし、耐力壁と組み合わせる事によって「強固な箱」の状態をつくります。
 
 
 
 

 
 

 
基礎との強固な接合
 
柱ののめり込みを軽減。基礎と上部構造を強固に接合。
 
 
 
 

 
 

 
1.5倍の耐力
 
鋼製のパイプを用いた接合部は、従来の結合部に対して1.5倍の耐力。柱と梁をしっかりと緊結し、360°の方向から地震がきても柱の浮き上がりやズレを防ぎます。
 
 
 
 

 
 

 
高い釘の保持力
 
強い柱でも耐力面材と柱が強固に接合されていないと意味がありません。JWOOD LVLが持つ高い釘の保持力が、強固に柱と面材を結合。繰り返し発生する地震から大切な住まいを守ります。